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登山忘備録のakiraさんが昨年登られてから、気になっていたこの山に行けて感激。 現地まで3時間半。 歩いた時間は約10時間というハードスケジュール。 今回はJerey Sさんが初参加。 心強い助っ人がいて、助かりました。
5月2日に天蓋山へ行き、目を引いた北の俣岳にやっとこれました。 神岡は遠いと思っていたら、卯の花街道?のお陰で以外と早く着ける。 ジオンさんと3時に待ち合わせ。 飛騨神岡駅でJereySさんとお初の顔合わせ。 昨晩お電話でお声は聞いていましたが、かなりお若い声。 さて、6時に駅がわからず電話し、神岡鉱山前で 落ち合う。
登山口をご存知だということで、後を着いていく。 軽自動車なのに、走りはすごい。だいぶくたびれたターセルはフーフーいって山道を走る。 飛越トンネル・これはどこのHPでもお目にかかり、一目見てすぐわかる。 6時40分頃到着。この先が有峰湖で折立へ通じる。 いきなりの急登のも関わらず、両人は快調な足の運び。 先が長いので、このペースに従うが途中で息切れしかけ、ペースダウンを。 道縁にはたくさんの花が咲き乱れる。 知ったかぶりをして、名前を言っていたが、やっぱ違っていたようだ。 登山口から最初に目を引いたのが、アカモノ ・釣鐘状のかわいい低木。 ゴゼンタチバナ・マイズルソウが多い。名前がわからないかわいいお花も咲いてました。ツマトリソウ? アップダウンを2〜3回繰り返す。 ミズバショウの群生。それも登山道に。踏まないように歩くのがたいへん。 ツバメオモト・ササユリもイワカガミも咲いてます。 ムラサキヤシオ・ムシカリ・イワナシと次から次に登場。 8:50 2時間歩き、神岡新道との分岐に。 途中仙人3兄弟なる三叉の木が何箇所か立っていた。 ここからは平で高層湿原のようで、イチョウランが咲き始めていた。 かなりの量である。視界が開け明るい。 ヒメイチゲ・タテヤマリンドウ?も 先を進み、9:05 右手に山並みが何だろう? 笠かなそれとも?なんて話しており、JereySさんの地図で確認すると、 それはなんと槍が岳、えっ、槍って思うような様相でした。 「山小屋が見える‥」なんて看板や鏡池平と名前負けしそうな水溜りを通り、 9:50 やっと第一目標の寺地山 に3時間かかって到着。 ここで、引き返そうなんていう者はなし。続行。 1996m。下るのは悲しい。 前方に目標の北ノ俣岳が。が、遠そう。 まだ、水芭蕉が続く。子熊らしき足跡も。 この水芭蕉が登山道に咲いているんですよ。 4時間が経過 10:45 北ノ俣平(草地・味気ない名前) ここで10分程休憩 ウエストポーチがない! この中に車のキーが。 山頂を前に引き返そうとの意見が。 あ〜なんたること。みんなご免ね。 半分諦めていたら、予備キーが。天は私を見捨てなかった。 リュックを置き、最終時間を1時に設定し出発。 木道がしっかり?(傾斜つき)続いている。 宝くじがあたったら、ヘリコプターをチャーターし、ここまで来ようなんて声も。 それだけ、ここまで来るのがたいへんか。特に急登があるわけでもないが辛い。 寺地山を振り返る。 左手にはず〜と薬師岳が見えている。 前方の山頂に霧が。ちょっと怪しげ。 暑いから涼しいといいなと思うもので、日が蔭ってきた。 高度をあげるに従い、ハイマツも見事に。12:30 チングルマ・黄色のミヤマダイコンソウ? ミネズオウ・ヒメイチゲが緑の中で映える。 山頂手前に、すばらしい山並みが。 カーテンを引いたように現れる。半分諦めていただけに感慨一潮。 「今度はあそこを制覇するぞ〜」と気合充分のJereySさん。 12:50 北ノ俣岳まで15分の分岐。 右手の山頂より、雪渓と雲の平の景色。 疲れも飛んじゃいます。 途中2ヶ所で雪に触れましたが、ここまで雪はなし。 雪に触れる楽しみも味わえ、大満足。 ずっと 曇っていたのに、ここに来て、晴れ間が見えてきました。 日ごろの行いがいいからね。 写真ではうまく表現できてませんが、スポットライトのような光線でそれは幻想的でした。 10年来の念願の景色がここで見れようとは。 あ〜。山っていいな。 今度はあそこまで。待っててね。 恒例のmakotoさんへメールするジオンさん。ごめんね。 帰りのことを考えると先を急がねば。 1時間10分で草地まで下ってきちゃいました。 2:20 小休止。今回も何もかもジオンさんにお世話になる。 コーヒーゼリーやグレープフルーツ お好み焼き・温かいお味噌汁等々。こちそうさま。 下りが2時間半とすると、5時だな。もうひとがんばり。 「飛越トンネルすぐです」の看板からがまだまだでした。 車道が見えたときにはホッとしました。 途中、無くしたウエストポーチも見つかりました。ジオンさん、JereySさんお付き合いいただきましてありがとう。
睡眠不足で、よくぞ歩いたもんだ。 が、帰りの車の運転までは力が持たず、ジオンさんの運転してもらう。 あ〜助かりました。
憧れの雲の平が見れて超うれしい。 今回はこちら方面は始めて。偵察も兼ねての登り。 梅雨明けの7月末は折立から、是非行きたいものだ。