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303号を木之本方面へ向かい、坂内小・中及び役場を超えてすぐの新設”道の駅”でトイレを済ませる。 その先の「遊ランド坂内スキー場」の大きな看板があり、右折してまもなく到着。 集合時間が8時半。すでにお二人はみえ、早々に10分遅れてすみません。 途中桜が満開で、桜吹雪もみごと。お天気も上々で申し分なし。 RAKUさん・てんちゃん達は3/21に登ってみえましたが、その時は雪が一杯あり、 ワカンを使用されたレポを見ていたので、この雪の無さには驚いた。 この所温かい日が続いたからだろう。 さて、今回はねじさんから地図つき(トップの地紋)情報を頂き、 急登の往復をしなくて済み感謝。 身支度を整え、8:45出発。 スキー場の右の林道を堰堤めざして進む。 が、堰堤が3つあり、最初の堰堤は先へ進めそうになかったので、 右の写真の堰堤から入り込む。 途中まではしっかりした道があったが、 先ほどの堰堤の上に来て、 道が無くなっている。 さて、さて、隊長の京男さんに一任し、高い方へ尾根歩きでとなりました。 スミレ・黄色のミヤマキケマン・ 紫のキランソウ等、お花がいっぱい。 赤いきのこ・なめたけもありました。 杉の木立の中を抜けると、尾根筋の林道に出る。 が、しばらくするとそれもなくなり、道なき道を歩くことに。 傾斜のない楽な道を想像していただけに、今日はお天気もよく、展望が効くが そうでなかったら、とてもこのコースを通ることはできなかっただろう。 改めて京男さんの行動力に脱帽。 9:30 振り返ると坂内の村々や山が見渡せる。 ブナの新緑がまぶしく、山桜やこぶし?(たむしばとの違い不明)の花が咲いていた。 前の人の後をすぐに着いて歩くと考えることなく進めるが、 ちょっと間をおくと、さてどこを通ろうか。 できるだけ歩きやすく、跳ね返りがないようなコースはと。 背丈より高い笹も時々ある。 おもしろい。けっこう好きだ。 北の方にピラタダスな山容の山並みが。 地図を見ながら、蕎麦粒山・小蕎麦粒山・雪の残る五蛇池山・ その隣の黒津山?かなと、 話が弾む。 11:20 2時間以上歩いて、やっと雪に触れることが。 イワウチワの葉がこの辺りに見られる。 今日はとても暑く、雪を袋に詰め、臨時アイスノン。 喉もよく乾き、400mlは飲んだかな。 薄手のシャツ一枚で十分です。 高度を上げてくると、違う山の展望が。西の方に三国岳。 その奥の白い屏風のような山々が気になる。 12:05 丁子山からの合流地点。 赤が色落ちしたのか、白いささくれたテープが始めてひらり。 この辺りが一番にビューポイント。 眺めがよく、小蕎麦粒山の向こうは能郷白山かな。 その右手に薄っすらと御嶽が見える。 よく判る山だ。(写真は判別不能) 山道がこんなに歩きやすいものとはと、みんなが口々に。 ひと登りした先が湧谷山の山頂である。( 12:15) 西南に見えるのは金糞岳だろう。雪はちゃんと残っています。 葉が落ちで木々の間から景色は見えるものの、 あまり、展望はよくない。黄色・オレンジの蝶が飛び回っている。 残念ながら、岐阜蝶ではない。 しばし展望を楽しんだ後下り、平らな所で昼食にする。 (12:30〜1:15) 各自銘々でとのことではありましたが、 ジオンさんからお好み焼き・鳥のお肉・カップ麺と差し入れ。 京男さんからはチーズや寒天が。 今日のような暑い日ははっさくがおいしい。 ひとつ丸ごと食べちゃいました。 今回、始めての遭遇者。ご夫婦二名。 道の中央を塞いでましてご免なさい。 (言葉少なげで辛そうな顔の理由が後でわかりました。) 後は下山のみ。丁子山へは5分程で到着。 山名の表示だけで、気がつかないと通りすごしてしまう。 ブナの木々がみごとで、背が高い。 新芽も鮮やかできれいだ。 ジグザクの急登がず〜と続くようだ。 下りでよかった。登りならくたばっちゃうな。 あの時のお二人の顔が思い出された。 ねじさん。ありがとう。 丁子山から下りのみで55分。 2:15 スキー場に到着。(車に2:30) ふきのとうやつくし、ヒメオドリコソウが。 今年食べていない私の為に皆さんでつくし採り。 (家に帰って卵とじにしました。あ〜おいしかった。) <<今回出会った花々>> ミヤマキケマン・ユキザサ・木の赤い新芽 エンレイソウ・すみれ キクザキイチゲ・ニリンソウはほんとかわいい。大好き。(中央はムラサキキケマン?) 他にショウジョウバカマ・ピンクのミヤマカタバミ等いっぱいのお花
帰りに谷汲に岐阜蝶探し。残念ながら出会えませんでした。 3時半ぐらいだともうダメなんでしょうかね。 カンアオイの花やイチリンソウも見れました。 ここで、お二人と別れ、華厳寺の側に公園の3色の八重桜を堪能して岐路につきました。
道なき道をヤブ漕ぎしながら、京男さんを頭に続く。 思ったほど雪はなく、山頂手前あたりにやっと現れる。 時々見える山は何だと言いながら、 大いに楽しむ。 が、独りだったら歩けない山であり、京男さんに感謝。