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50燕岳 2763m        H15.9.27(土)〜28(日) 天気:晴れ
     【徒歩時間】
  @中房温泉(1400m)−−A第一ベンチ−−B第二ベンチ−−C第三ベンチ−−D富士見ベンチ−−E合戦小屋
     10:00     (0:53)   10:53(1:05)    11:05 (0:37) 11:42(昼食0:25)(0:41) 12:48 (0:28)  1:16

  −−F燕山荘・夕食(テント泊)  9/28 テント−−燕岳−−山荘(朝食)−−蛙岩(大天井岳方面)−−テント片付け 
   (1:48) 3:04  夕食 5:50      4:20  5:15〜5:30   6:30       7:00〜8:40      (一張1000円)

  F−− E合戦小屋 −−D富士見 −−C第三ベンチ−−B第二ベンチ−−A第一ベンチ−−@温泉
 
 9:18(0:43) 9:54 (0:32)  10:26 (0:19)10:45  (0:26) 11:08  (0:22)  11:30  (0:23)11:53       

                 登り時間 4時間半 (昼休憩 25分) 下り時間 2時間半

 
岩のオブジェと槍の展望・おまけにテント泊・   同行者(じゅんちと二人)
 

重い荷物を持って三大急登に挑戦!!
さて、いかなる山旅に?
一週間は晴天マーク。きっと満天の夜空が待っているだろう。
そんな思いで登りはじめる。


今回は初テント泊
しかも、山小屋宿泊経験のない、じゅんちも同行
10kg以上の荷物を持ち、
私よりパワーあり。

登りの苦手な私は息絶え絶え。


太陽サンサンだと、もっとへたばるところだが、
幸運?にも、ガスで暑くなく(視界はきかないが)
なんとか、乗り切る。


合戦小屋あたりから、ナナカマドが赤く紅葉している。
近くでみると、ちょっと茶枯れた感じではあるが。

太陽が出てないと肌寒い。
下では半袖でもいいくらいではあるが
やっぱ、冬がそこまできてるのかな?


花崗岩の岩が雰囲気をだしてくれる。
歩いて約4時間半。燕山荘の陰影が。 期待した槍の姿はお預け。
霧雨のような雨が。受付して早くテントを張らねば。
テント張り
前日、家で広げてはみたが設営するのは初めて。
20張程できるテン場。3〜4箇所残っていて適当なところに決定。(右下の黄色)
大ざっぱな性格の私とは反対で同行者のじゅんちは几帳面。
まずは、整地。平らだと思われる地面を均し始め、小石除去。(なるほど)
2本の芯を通し、5箇所ペグで留める。
○○結びなるもの習得してればしっかり固定できるが、と思いながら適当に結ぶ。
(周りのテントを見ながら、最後に石の重石を)
周りのテント住民は誰一人として出てみえない。
”もたもたしてたら、助けてくれるかな”なんて甘い思いは持ってちゃだめだよ。

相棒のじゅうちは頼りになる強い味方。
「山荘がすぐ傍にあってどうして?」と心配のじゅうちのご主人。
寝れないといけないから、マットは?衣服は?と。散々仲良しぶりを聞かされました。

今回は食事は山荘でとしたので、重量は15kg。
何回か練習を積んだはずだが,重いものはやっぱ重い。
量的には、いろいろ詰まっている。(フリース等)
いかにこれまで、食料が大半を示していたことか。もし、何か起きたらとついつい詰め込んでしまう。要注意。

6時の食事まで時間があり、小屋のサロンでおでんをおつまみにホットココアを。
2600mの高所は寒い。ストーブの火が着いた時はホッ。
食事の後、7時よりオーナーのトークとアルペンホルンの生演奏。
宿泊者150人以上が集合。高齢の方が多い。
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今度は冬に来たいものだ。

この寒さをどう乗り越えるか心配で消灯の9時近くまで
山荘で避難。トイレもきちんとしており、お茶もご自由にとの言葉に甘え、ユタンポ代りに。
寒くて寝れないといけないと、ウイスキーとコーラを購入。

テントにもどり、着れる物はすべて着て、シェラフへもぐりこむ。
その前にコークハイを3口程。
隣のじゅうちと話をする間もなく、夢の中へ。(9時就寝)
寒いなと思って時計を見たら12時。あ〜よく寝た。

じゅんちは、寝苦しそう。理由は私のイビキ。(たいへん申し訳ごさいません)
ごめんねといいながら又夢の入り口へ。
どこでも寝れるたくましさ。(拍手)

3時。外は星空がきれい。今日はいいぞ。 起きる予定の4時までもうひと寝入り。
4:20。行動開始。ヘッドライトを付けて、燕岳へ。
ライトの線が出来てると思いきや、誰ひとり歩いている様子もない。
初めての道は怖い。その上、電池切れでライト使用不可に。
時々デジカメを転がしながら(よくぞ、壊れなかったものだ)、目探りで山頂へ。

♪ヤッホ〜♪
5:15。登頂。しかも一番のり。 全山独り占め状態。
しばらくして、2グループ到着。
5:35が日の出だけど、太陽はまだ。でも空がピンクに染まりだした。
雲海と霧の晴れ間に槍の頭がチラリ。ウオ〜(奇声発生)
(デジカメでは、中央が精一杯)


6:30の朝食に間に合わせるため下山。
時間が経つに従い、霧も少しずつ晴れ、いかにすばらしい景観が窺い知れる。
ウルトラマンの胸のランプのように、デジカメも点滅。
こまめに電池を消しながら、暖めながら、シャッターを切りました。

一眼レフカメラがあったら、いい作品ができただろうな?
持っていってもダメだったかも。


朝食はおいしかった。ペロッと食べちゃった。
お味噌汁もお代わりし、辛子明太子がより食を進ませた。
今日も快調。
9時下山として、1時間半は自由散策。
食事を済ませた頃は青空が見えて最高のロケーション。目指すは槍。
時間の許す限り、近づきたい。

ラッキーなことに、ブロッケン現象・雷鳥3羽(丸々太ってる)にも出会えてよかった。

もう、一日時間があれば、大天井岳経由で常念下山のコースも取れたが今回はここまで。
次回のお楽しみに!!



最後にもう一度。見納め。

テントの周りと内側も露でいっぱい。
ここでもおおざっぱな私。いい加減に丸めて無理やり袋に押し込む。
よって、リュックの量は行きより増え、より重そうに見える。

「縦走ですか?」「まあ、荷物だけは」と答え、標準タイムで降り、
中房温泉で汗を流し、岐路につく。
中津川SAで栗きんとんをごちそうになり秋を満喫。
いい山旅でした。
じゅうち。おつかれさま。


手軽に槍ヶ岳がみえる、いい場所。山小屋が整備されており、軽い荷物でOK。


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