年代別に 地域別に
森林限界を越え、しかもソロ始めての山
信州はよく遊びに来ていて、以前から気になっていて、
山デビューの記念すべき思い出の山。
@ーA
お昼頃、美濃戸山荘に駐車。
硫黄岳山荘に泊るつもりでいましたが、赤岳鉱泉に
3時頃到着。早いけどここで、泊っちゃえ!
初めての山小屋。改装されて間がない様で、とても
きれいだし、温泉もあるしで快適。と思いきや、
200人以上の大部屋。いびきをかく人、歯ぎしりの
ひどい人、うるさいと怒鳴る人。ほんと、様々でした。
男女一緒というのも、驚きでした。
TVのある談話室。寝るとき、周りの知らない方と
登山談義。水道からの水が自由に使えないこと。
今思い出すと不思議な、未知の体験ばかり。
AーC
樹林をジグザグに登り、稜線へ。硫黄岳の荒々しさに
驚き。荒涼としたところに、可憐に咲く「コマクサ」が
これが、高山植物の女王かと、まじまじ見入る。
天候が曇り、ややガスがあって視界が狭い。
右手に大同心・小同心の姿が目を引く。
DーE
アップダウン。岩肌が山岳気分を引き立てる。
そして、思い出しても、足がすくむ、横岳の「かにの
横ばい」 すぐ右下は絶壁。体がなんとか通るくらい。
手に汗を握った瞬間でした。前を行くおばあちゃんの
姿に「若いもんがまけとれん」と勇気を振り絞って足
を進めた思い出が蘇えってきました。
経験を積んだ今、たいしたことじゃないと、思うかも
しれませんが、その時のドキドキを谷川岳で、体験
しました。
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