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とし君が久し振りに山へ行こうと提案。 で、思いついた近場の山が雨乞岳。 今年は紅葉が今一ではあるが、ここ御在所周辺は多少いい感じ。 なんとこの日、 ひろろとろろさんも登られ、 登り始めた頃には、 すでに下山。おまけに鎌ヶ岳まで登頂すごい。
8:15に家を出るが、コンビニに寄ったりして、登山口に着いたのは10時を回っていた。 武平峠までの駐車スペースはどこも車でびっしり。 今一番の紅葉の見ごろとあって、車・車・車。 (鈴鹿スカイラインは無料なんだと気づく。 ブレーメの丘のできた頃、通った時は有料だったはず?) トンネルを抜けて、県堺に。4kmほど下った所にすでに6台の車が駐車。 その手前に長野ナンバーの黒の事故車が迷惑げに停まっている。 その先のカーブの所のスペースに駐車。 観光・山ばかりでなく、魚釣りの車もいた。 滝で滑った方の慰霊碑がある。 登山口まで2時間。この看板を見て、意気込んでスタート。 が、いきなりの急登。そして不明瞭な登山道。 木に着けてある赤いテープを頼りに沢を何度か横切りながら進む。 とっても奇麗な沢で気持ちがいいが、 やっと通れるだけの道幅だったりして神経をつかう。 途中、左(右岸)を早めに登ろうとすると通れず、引き返す場所もあり要注意。 赤いテープを追いながら、高度をあげる。 朽ちかけた看板があり、間違いないと改めて思う。 イワウチワの葉が至る所にあり、春は奇麗だろうな。 木の根が階段のような所やロープもあり、ふくらはぎはパンパン。 初心者のはずのとし君を待たせながら、フーフー言って登る。 時々見られる紅葉が多少疲れを和らげてくれる。 杉の木が伐採されており、その間にプラスチックの筒が。 苗木の保護用のようだ。杉林の中をどんどん進む。 沢の音も聞こえなくなる。 巨木が目をひく。畦道のような尾根歩きもあったりする。 右手が冬枯れして葉が落ち、所どころで紅葉の残骸が。 下の方で沢音が。 この辺りから、テープがなく、地面の赤い杭になる。 ここで、間違ったと、道修正するのが正しい行動です。 よって、こんな景色をみたら、引き返してください。 ‥‥‥ (気になる方だけ、この先を見て下さい) 傾斜があり、しんどいし、道も不明瞭だ。 おかしいなと思いながら、山頂目指しひたすら突き進む。 視界も開け、明るくなると、鎌ヶ岳(釜ヶ岳ではありません)や御在所が見える。 笹がいっぱい繁っている。奇麗だ。 ここに来て、やっとテープが見られだす。 が、ヤブ漕ぎを強いられる。 始めはおもしろいと思っていても、長くなると結構しんどい。 ここまで来たら、予定コースから外れているのが良く分かる。 が、気持ちのいい景色がみられてラッキー。 先を行くとし君。山頂は南雨乞岳だと教えてくれる。 冷静のはずのAB型。テープがないぞと言い続け、O型に押されて突進。 何もなくてよかった。 ショートカットしようと進むと、先がない。 背丈以上の笹のやぶ漕ぎを堪能した。 この先はしっかり道があり、迷いようがない。 もちろん、東雨乞岳までの人の列がしっかり見える。 下でみたレンタカー2台の客のようだ。 ここで、ランチタイム。のんびり2人で。 朝、薄曇りで天気が心配だったが、いいお天気に。 反対に日焼けが気になりだす。 山頂はこんな人だかりだ。 池や綿向山も気になるが、早く退散した。(13:20) 13:30 東雨乞岳に到着。時間も遅いので、10分コーヒーブレイク。 天気も良く、展望も良く、お昼寝したい気分。 鈴鹿の山はあまり知らないので、鎌ヶ岳・御在所以外は同定できない。 でも、気になる山ばかりだ。 それにしても、子連れの家族が2組もいる。 よく来たものだ。みなさん、気をつけてね。お先。 風花さんのレポ(10/16)にもあるように、「郡界尾根」が気になるが、 下山される方がいないようなので、 武平峠を目指すことに。 同じ道を帰る元気はない。まだ車道を歩く選択をとる。 これも、あわせた訳じゃないが、風花さんと同じになる。 違うのは山ヒモしたくても、相手がいないこと。 今回はジオンさんもらぶさんも参加なし。 突然の思いつきで、お先にごめんなさいね。 笹のトンネルが続く。これはおもしろい。子供も喜ぶだろうな。 前方の七人山?がきれいだ。笹も生育限界があってか、途中からなくなる。 クラ谷を側にしての歩き。 とってもゆったりして、気持ちがいい。時間が止まったようだ。 とってもいい景色でしょう。 枯れ葉がいい味だしてます。 楽勝かと思ったら、滑りやすい細い道が。思ったほどではないが、注意。 そこで、団体さんを抜かす。今回はみなさんゆっくりだ。 その先で、愛知川の分岐に。御在所へも行けるし、おもしろいところだ。 15:30 下に車の音や駐車場が見える。 太陽が沈む前に帰れそうだ。 鎌ヶ岳をゆっくり眺める。ゆとりのように思えるが、ただじゃ帰らないのが、ひよこ。 三叉路があり、下りたいばかりの私達、テープ目指し、下のコース選択が、道なし。 で、休憩も兼ね、座り込む。(20分ロス) 16:15 武平峠の登山口へ ヒッチハイクしようかとも思ったが、となりにヒモつきなので、 クールダウンも兼ね、地道に歩く。やれやれ。17:00 登山口には広島ナンバーの車が1台のみ。
稲ガ谷のピストンのつもりが、最初の急登とやぶ漕ぎに閉口し、 武平峠へ下山し、車道を歩いて帰る。 久し振りにゆったりした山歩きに心が洗われる思い。簗谷に似た感じ。